仕上げに漆を焼き付けた効果で
表面の手触りは
つるり感がありましたが
今展作品は
荒々しさ際立つ
ザリザリ感が魅力です
このザリザリも
使っていくうちに角が取れ
少し柔らかく
少ししっとり
表面には貫入に色が入り
より経年変化が楽しめます
これまで
中田さんの碗をいくつも手にしてきましたが
今展の碗は
器林史上最高の碗であります