キムホノジャンボリー展作品:注器 |
2008年の作品です
キムホノ作品は
左右の対称とか
均整なんていう
シンメトリーとは無縁な世界
と
理解はしていたが
此処まで違うモノかと
まじまじ
眺めてしまうのです
人間は
完全なる左右対称で無いにも関わらず
古代の胸像が
左右対称なのは
シンメトリーな様式美が
憧れの想像美であったからこそ
でも
現実世界の
人間臭い
アシンメトリーな様式美の方が
不完全を許す
安堵感や
親近感があるように思えるのであります
傍に置いておきたいのは
どちらの美しさですか?