金 憲鎬:蓋物 |
キチリと酸っぱく
キチリと塩っぱい梅干しが好きです
梅干しとは
黄色く熟した梅を
塩で漬け込んで天日で干し上げたモノ
塩分は高いのですが
梅本来の味と香り
栄養素が詰まっていて
塩分18%以上ある梅干しは
常温保存が可能で
熟成によってうま味が増していくので
昔から保存食として
重宝されてきました
現在流通している
「調味梅干し」は
塩漬け・天日干しまでは同じ工程ですが
その後
水やお湯で塩抜きしてから
調味液に漬けて味付けします
塩抜きすれば
梅本来の味や風味だけでなく
当然栄養素やうま味も抜けるので
かつおや昆布・うま味調味料や
はちみつ等を加えた
調味液に漬けて
それを補っています
現在の健康志向で
減塩が求められ
現在では
塩分濃度が6%という梅干しもあります
塩分濃度が低い梅干しは
保存がきかないので
保存料を使う事になるのです
梅干しのクエン酸は
殺菌や疲労回復以外にも
様々な効果がある事が判っているので
減塩という理由で
食さないのは勿体無いと思うのです
梅雨が始まったばかりですが
キチリと酸っぱく
キチリと塩っぱい梅干しを食して
夏を乗り切ろうと思います
そうそう
梅干しの保存に
こんな蓋物など如何でしょうか?